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U―23代表発表 大岩監督、2年ぶり復帰のMF荒木に期待「FC東京で発揮している力をそのまま…」

[ 2024年3月15日 14:22 ]

<U23日本代表発表>会見する大岩監督(撮影・尾崎 有希)
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 日本サッカー協会は15日、パリ五輪アジア最終予選(来月15日開幕、カタール)に向けた親善試合(22日マリ戦、25日ウクライナ戦)に臨むU―23日本代表26人を発表。MF松木玖生(20=FC東京)、DF半田陸(22=G大阪)らが名を連ねたほか、MF荒木遼太郎(22=FC東京)は22年ドバイ杯以来となる選出となった。

 大岩監督は会見で、久々の選出となった荒木について「今、FC東京で発揮している力をそのまま発揮してくれれば、力になってくれると思っている」とコメント。

 A代表として1~2月のアジア杯に参加したFW細谷真大(22=柏)には「素晴らしい経験をしたと思いますので、そういう経験は、発言であり、姿勢であり、我々のグループにしっかり見せてほしいと思います。センターFWとして、我々のグループでのタスクを発揮してくれた上で、彼の経験をみんなに伝えてくれれば、もの凄いプラスになると思う」と経験を還元することを期待していた。

 今回は海外組5人が選出されたが、「シーズン終盤の大事な時期。海外組の招集はその中でデリケートな問題ですので、最終予選に呼べる呼べないところまではまだいっていない。(拘束力がないので)あくまでもお願いベース。山本ナショナルチームダイレクターが海外クラブとコンタクトを取ってくれている。現在も交渉を続けているのが現状」と説明。そのうえで「今回参加してくれる海外組は、最終予選の出場の確率が高いと思っていただいていいと思います」と話した。

 対戦するマリ、ウクライナの印象については「マリ代表も、ウクライナ代表も本大会出場を決めている。欧州予選、アフリカ予選も視察したが個々のレベルが高い印象を受けた。所属クラブを見ても、主要クラブでプレーしている選手が多い。システムはオーソドックだが、ウクライナは特に強いと感じている。この試合で出た課題を修正することで、最終予選につながると思っています」とコメント。2試合で「26人全員で出場機会を与えたいと思っています」と構想を語った。

 メンバー26人は以下の通り。

▽GK
小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
藤田和輝(千葉)
野澤大志ブランドン(FC東京)

▽DF
内野貴史(デュッセルドルフ)
大畑歩夢(浦和)
西尾隆矢(C大阪)
バングーナガンデ佳史扶(FC東京)
馬場晴也(札幌)
半田陸(G大阪)
関根大輝(柏)
鈴木海音(磐田)
高井幸大(川崎F)

▽MF
平河悠(町田)
山田楓喜(東京V)
佐藤恵允(ブレーメン)
川崎颯太(京都)
山本理仁(シントトロイデン)
藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)
小見洋太(新潟)
田中聡(湘南)
松木玖生(FC東京)

▽FW
藤尾翔太(町田)
細谷真大(柏)
染野唯月(東京V)
植中朝日(横浜)
荒木遼太郎(FC東京)

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