サウジのアルヒラルが公式戦28連勝の世界記録　ネイマール負傷離脱もA・ミトロビッチ31得点

　サッカーのサウジアラビア1部アルヒラルが12日、公式戦28連勝を達成し、各国トップリーグのクラブによる世界記録を更新した。

　同国対決となったアルイティハドとのアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）準々決勝第2戦を2―0で制し、2戦合計4―0で準決勝に進出。この勝利でウェールズ1部のニューセインツが2016～17年シーズンに記録した27連勝をかわした。

　国内リーグ優勝18回の強豪は昨夏、3億5000万ユーロ（約564億円）の移籍金を投じて大型補強を敢行。パリSGから獲得したブラジル代表FWネイマールは負傷離脱が続くが、セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチが公式戦33試合で31得点を挙げるなど攻撃陣を引っ張っている。

　28連勝は昨年9月25日のサウジ国王杯1回戦から始まり、内訳は国内リーグ16試合、国王杯3試合、ACL9試合となっている。