開幕2戦連発のG大阪FW宇佐美がドラゴンボール愛語る「悟空とベジータのどっちが好きかと言われたら…」

G大阪・宇佐美
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　G大阪FW宇佐美貴史が“ベジータ魂”で19年以来5年ぶりの3戦連発弾を狙う。

　世界的人気漫画「ドラゴンボール」のアニメ化作品は「Z」も「GT」も視聴した。「常に孫悟空に先を行かれているわけじゃないですか。それに対する怒りとか、いろんな感情があって…僕も追いかけることしかしてこなかったので。悟空とベジータのどっちが好きかと言われたらベジータの方が好き」と主人公・孫悟空の生涯ライバルであるベジータと自身の生きざまを重ね合わせた。

　周囲は「天才」「エリート」とみる。だが宇佐美は「僕は常に下の競争から始まっていた。育成年代から。中学時代（G大阪ジュニアユース）も3年間やったら高校サッカーに行こうと思ってましたもん。最初に入った時は3年間とりあえず続けようという感じで、本当に周りはうまい人ばかりだった」と上には上がいる世界で戦ってきたことを強調した。

　開幕から2戦連発でチームも1勝1分けと好スタートを切ったが、次戦（16日）の磐田も昇格組と“格下”には見ていない。「爆発力はあるし、サッカーIQの高い選手たちが中盤に多い。それを上回る質とか強度を打ち出していかないといけない」と警戒している。無失点の時間を長くしてリズムを作った上で「1発で決められる選手は僕も含めてたくさんいます」と仕留めるイメージだ。

　ただドラゴンボールで一番好きなキャラクターはベジータではない。「パンちゃんです。孫悟飯の娘。GTでパンちゃん、可愛かった。一番好きです」。