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東京V、終了間際に追いつかれて16年ぶりの勝利はお預け 城福監督「悔しい試合」

[ 2024年3月3日 20:59 ]

明治安田J1リーグ第2節第2日   東京V1-1浦和 ( 2024年3月3日    埼玉スタジアム )

<浦和・東京V>試合後、悔しさをあらわにするの東京V・マテウス(右から4人目)(撮影・西海健太郎)
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 東京Vが開幕戦に続いて終了間際にPKで追いつかれて16年ぶりの勝利を逃した。前半42分に木村勇大(23)のJ1初ゴールで先制したが、後半44分にPKを取られて引き分けた。

 DF山越が大畑を止めようとしてファウルを取られてPK。ショルツに決められて追いつかれた。開幕の横浜戦でも同じ時間にハンドを取られてPKで同点。今回はアディショナルタイムに失点せず、08年11月25日の札幌戦で1―1で引き分けて以来のJ1での勝ち点1を手にした。

 城福浩監督(62)は「悔しい試合になった。PKの直前にリフレクションで危ないシーンがあったが、崩された感覚はない。ブロックの外でサッカーやらせたし、進入されていない。クローズの所、守り切るというか、苦しい時にキープできるとか攻守にクローズするのが足りていないところ」と振り返る。

 DF山越も「クリアしようと思った。しっかり反省して次につなげたい」と前を向いた。MF森田晃樹(23)は「アウエーの勝ち点1を悲観することはない。横浜戦は自分たちの時間もつくれなかったが、今日は自分たちで時間を作る意識もあった。悔しい引き分けだが、勝ち点1を取れて悲観することない」と、ポジティブに捉える。前半42分にJ1初ゴールを決めたFW木村も「難しい体勢だったがチームもシュート打てていなかったが、いい感じにミートした。前節に続いて同じ時間に失点だが、押し込まれるとミスも出る。前線が2点目入れれば変わるし楽になる。同じ課題残った」と前向きだ。

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