天国と地獄の大一番　池田監督「応援してくれるみんなの心を動かす」パリ五輪の出場権を懸けた北朝鮮戦へ

＜サッカー女子日本代表会見＞会見に臨む池田監督（撮影・西海健太郎）
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　サッカーのパリ五輪アジア最終予選北朝鮮戦・第2戦（28日、国立）に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督が27日、前日会見に出席した。

　勝てば天国、負ければ地獄――。中立地のサウジアラビア・ジッダでの第1戦を0―0で引き分け、第2戦で勝利したチームがパリへの切符を手にする。もしも出場権を逃せば、日本の女子サッカーが再び冬の時代に突入する可能性もあり、未来へつなげるための決戦となる。

　ただ、池田太監督は「失うものというか、手にするものと喜びもものすごい大きいものであると思う。そちらにフォーカスしたい」と強調。そのうえで「パリで自分たちが躍動する、そういったイメージを持つことと、応援してくれるみんなの心を動かす、戦う喜びと（出場権を）つかみ取る達成感も含めて、ポジティブな部分を選手にしっかりと伝えてゲームに入りたい」と言葉に力を込めた。