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INAC神戸に衝撃走る!突然の経営譲渡発表でネット賛否両論「変化に期待」もマイナス面危惧する声が

[ 2024年2月26日 18:15 ]

(左から)INAC神戸・安本卓史社長、アスコホールディングス・文弘宣会長、大栄環境グループ・金子文雄氏
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 女子サッカー界の名門・INAC神戸が「アスコホールディングス」から「大栄環境株式会社」に株式譲渡されることが26日、決定。3月1日付で新経営体制が発足する。

 INAC神戸は01年11月に設立。「アスコホールディングス」の文弘宣会長の後押しを受けてチーム強化を推し進め、06年にはなでしこ1部リーグに昇格した。10年に全日本女子選手権(皇后杯)でクラブ初タイトルを獲得すると翌11年には澤穂希、大野忍、近賀ゆかりら大型補強に成功。13年に女子サッカー三冠((リーグ、リーグ杯、皇后杯)を成し遂げるなど黄金期を築き、数多くの女子日本代表選手を輩出した。

 女子サッカー界をけん引してきた名門の突然の発表にネットも衝撃。「あのINACが身売りするとは…」「この情報は驚きのニュース」「かつてはあんなに金満だったのに…」「女子サッカーチームの経営って相当難しいんですね」と反響。それでも「驚きはしたけど、悪い話ではないのかなと思った」「衝撃的だけど手遅れになる前に手を打った企業側の勇気ある行動は良かったのでは?」「新たなステップに向けての変化に期待」「前向きな譲渡だったらいい」「身売りと書くとマイナスイメージだけど、プロ野球みたいにネガティヴな話ではない」と好意的な反応もあった。

 さらに「INAC神戸」のクラブ名は変更せず、本拠も引き続き神戸市に置くことを発表。ネットからは「名称変更しないのはありがたい」「まさか親会社変更とは思わなかったけど、INAC神戸の名前が残るならいい」「INACの身売りの件は想定していたけど、思ったより穏当だった」といった声も。

 一方で「WEリーグ最大手のチームでこの状況はとても厳しい」「女子サッカー人気は一世風靡してからずっと下降線」「これからも日本女子サッカーは受難の時代」「INACですら身売りしないといけないような収益構造のWEリーグは苦しいでしょ」「WEリーグをもっと盛り上がっていかないと、この先も似たような話出て来てしまう」「なでしこの未来に危機感」といったマイナスな意見も多く上がっていた。

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