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横浜 逆転劇立役者はJリーグと同じ93年誕生の2人 松原「生まれて3カ月なので覚えてない」

[ 2024年2月25日 21:05 ]

明治安田J1リーグ第1節最終日   横浜2―1東京V ( 2024年2月25日    東京・国立競技場 )

<東京V・横浜>試合後、サポーターを背にポーズを決める横浜・松原(撮影・西海健太郎)
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 2年ぶりの王座奪回を狙う横浜F・マリノスは東京Vに2―1と逆転勝ちし、開幕白星発進した。0―1のビハインドから、後半44分にFWアンデルソン・ロペス(30)がPKを決め、試合終了間際にはDF松原健(31)がゴール。93年5月15日のJリーグ開幕戦と同じ顔合わせとなった注目のカードを制した。

 逆転劇の立役者は、Jリーグと同じ93年生まれの2人だ。0―1で迎えた後半44分、昨季得点王のロペスがPKを冷静に決めて同点。さらに終了間際、ペナルティーエリア右から松原が利き足とは逆の左足一閃(いっせん)でゴールを奪った。

 土壇場で決勝ゴールを決めたヒーローは試合後、「興奮しすぎて覚えてない」と喜びをかみしめた。終了間際、FWマテウスからパスを受け、ペナルティーエリア右からゴール左上に突き刺した。「感覚としてあそこのコースしかないと思った。いい回転が入って良かった」。31年前のJリーグ開幕戦は「生まれて3カ月なので覚えてない」と笑った松原。32年目のJリーグに新たなストーリーを刻んだ。

 ▽93年5月15日のJリーグ開幕戦 国立競技場に5万9626人の観衆を集め、V川崎(現東京V)―横浜M(現横浜)で開幕した。前半19分にV川崎がFWマイヤーのリーグ1号ゴールで先制も、横浜Mが後半3分にMFエバートンのゴールで同点。同14分にはMF水沼のシュートのこぼれ球をFWディアスが決めて逆転し、2―1でリーグ最初の白星を挙げた。

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