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吉川晃司も登場!華々しくJ1開幕 注目の第1号は…広島と鹿島が“オリジナル10対決”制し白星発進

[ 2024年2月23日 19:57 ]

<広島・浦和>試合に勝利し、スタンドにあいさつする広島イレブン(撮影・後藤 大輝)
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 明治安田J1リーグが23日に開幕。第1節初日は“オリジナル10”同士による2試合が行われ、14時開始のオープニングマッチでは広島が新本拠地で浦和に2―0と快勝。新戦力のFW大橋祐紀(27)が、広島選手としては15年佐藤寿人以来9年ぶり2人目となる“今季J1第1号”を記録するなど2得点と活躍。18時開始の名古屋―鹿島は、アウェーの鹿島が3―0と勝利し白星発進した。

 広島は新本拠「エディオンピースウイング広島」の公式戦こけら落としがオープニングマッチとなり、多くの浦和サポーターも駆けつけ“満員御礼”の大盛り上がり。試合前の選手紹介時には花火が打ち上げられるというド派手な演出があり、広島サポーターはゴール裏を中心としたスタンド席でチームカラーの紫を基調としたコレオグラフィー(人文字)を披露。広島出身の歌手・吉川晃司が登場し国歌独唱を行うなど、記念すべき一戦に華を添えた。

 試合は湘南から新加入したFW大橋が2得点の活躍で勝利に貢献。大橋は昨シーズン湘南での開幕戦でもハットトリックを決めており、開幕戦は2年連続マルチ。広島の選手としては15年佐藤寿人以来9年ぶり2人目となる“J1第1号”を記録し、新スタジアムの記念すべき第1号として名前を刻んだ。なお“J1第1号”が生まれた15年の広島はリーグ優勝を飾っており、チームにとって“吉兆弾”となるか注目だ。

 同じく注目の“オリジナル10対決”となった名古屋―鹿島戦は、アウェーの鹿島が快勝。前半19分、MF仲間がJ1通算100試合出場という節目のゲームを自ら祝う先制ゴール。後半2分には新加入のFWチャヴリッチが移籍後第1号となる追加点。同17分にもMF仲間がFWチャヴリッチのクロスから頭で合わせ3点目。MF仲間が2得点、FWチャヴリッチが1得点1アシストと活躍し白星発進に貢献した。

 一方、FWパトリックなど“大型補強”を敢行した名古屋だったが黒星発進。期待のFWユンカー、FWパトリックの2トップも不発に終わり、昨シーズン不敗だった本拠でいきなり黒星を喫する厳しいスタートとなった。

 ▼オリジナル10 93年Jリーグ開幕時に名を連ねた10チームを指す通称。鹿島アントラーズ、ジェフユナイテッド市原(現・千葉)、浦和レッドダイヤモンズ、ヴェルディ川崎(現・東京V)、横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)、横浜フリューゲルス(99年に横浜マリノスと統合)、清水エスパルス、名古屋グランパスエイト、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島。99年に横浜フリューゲルスと横浜マリノスが統合したため、既存チームは9となった。

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