川崎Fのファンウェルメスケルケン際が公式戦日本デビューへ「攻撃の潤滑油的な存在に」

オンライン会見で意気込みを語るファンウェルメスケルケン際

　サッカーの富士フイルム・スーパー杯（17日、東京・国立競技場）の前日会見が16日にオンラインで行われ、昨季天皇杯王者の川崎Fに加入したDFファンウェルメスケルケン際（29）が、同J1覇者・神戸との対戦に向けて意気込みを語った。

　オランダ人の父と日本人の母を持つサイドバックでJ2甲府の育成組織出身。オランダのクラブでプレーを続け、NECナイメヘンから加入した。

　13日に敵地で山東（中国）に3―2で競り勝ったアジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦で後半44分から移籍初出場を果たし、中3日で迎える大一番はローテーションで先発の可能性もある。

　その中で「日本でプロとして公式戦でプレーするのは初めて」と話し「攻撃の潤滑油的な存在になれれば。前に行った時はアシストできる立ち位置、最後はゴールに向かって自分も点を取れる位置を取れれば」と力を込めた。