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アジア杯から合流の町田FWデュークが33歳で豪州代表引退も示唆 今後の活動は「話し合いたい」

[ 2024年2月14日 06:30 ]

開幕へ準備を進める町田FWミッチェル・デューク
Photo By スポニチ

 今月上旬まで開催されたアジア杯カタール大会にオーストラリア代表として出場した町田FWミッチェル・デューク(33)が13日の練習後に取材に応じ、今後の代表活動について心境を明かした。

 アジア杯では主に1トップとして、先発3試合を含む4試合に出場。空中戦の強さを生かして体を張り、チームの8強入りに貢献した。もっとも自身は無得点に終わり、韓国との準々決勝では決定機を決めきれず、延長の末に悔しい逆転負け。「決勝で日本と戦いたかったけれど、残念ながらあのような結果になった。それでも、オーストラリア代表のパフォーマンスは誇りに思っている」と振り返った。

 自身6年ぶりのJ1を戦うためにほぼオフなしで町田のキャンプ終盤から合流したデュークは、今後の代表活動について言及した。「私も年齢が上の方に来ているし、代表側と話し合いたい。これまで五輪、W杯、アジア杯と国際大会に出て、しっかりやってこられたと思う。まだ残ってくれという話があれば前向きに考えるし、いろいろな可能性がある。もし国際舞台でないところで戦うなら(海外に残す)家族と過ごす時間も増える」。代表チームの方針次第では、代表引退を選択する可能性も示唆した。

 13年にオーストラリア代表デビューしたデュークはブランクを経て19年に復帰し、21年東京五輪にオーバーエージ枠で出場。22年W杯カタール大会ではチュニジア戦で決勝点を挙げ、決勝トーナメント進出の立役者となった。昨年も町田のJ2優勝に貢献しながら、5度の同代表活動に全て招集。同代表通算37試合出場で12得点を挙げている。

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