卓球騒動のサッカー韓国代表イ・ガンイン　SNSで「ファンに大きな失望を与え申し訳ない」と反省

韓国代表での“内紛”が報じられたMFイ・ガンイン（左）とFWソン・フンミン（ロイター）

　サッカーの韓国代表MF李剛仁（イ・ガンイン、22＝パリSG）が14日、複数のメディアで報じられた内紛騒動に関して自身のSNSで謝罪した。

　ヨルダンに敗れた6日の準決勝前日に李剛仁ら一部若手が卓球をするため夕食を早く切り上げようとして注意され、他の選手とトラブルになったとされる件に関して「いつも代表を応援してくれるファンに大きな失望を与えた。本当に申し訳ない」と謝罪。「率先して先輩の言葉に従うべきだったが、ファンに悪い面を見せてしまった。失望させた皆さんに謝罪する」などと反省を言葉をつづった。

　英紙サンなどによれば、主将のFW孫興民（ソン・フンミン）が席に戻るよう注意したが、反発した李剛仁ら若手が他の選手ともみ合いになり、仲裁に入った主将が右手の人差し指と中指を脱臼したという。孫興民はヨルダン戦で2本の指をテーピングで束ねてプレー。李剛仁とともにフル出場したが、ともに不発に終わった。

　スポーツソウル紙によれば、一部ベテラン選手はヨルダン戦の前に李剛仁をメンバーから外すようクリンスマン監督に要求していたといい、深刻な亀裂が表面化していた。