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G大阪は今季4―2―3―1システムにトライ FW宇佐美貴史「バランス保ちやすくなる」

[ 2024年2月3日 16:11 ]

取材に応じるG大阪Fw宇佐美貴史
Photo By スポニチ

 G大阪が今季4―2―3―1システムに取り組んでいることが明らかになった。沖縄キャンプを終えて3日、吹田市内で再始動。フィジカルトレーニングを中心に汗を流した。

 ダニエル・ポヤトス監督の指揮1年目となった昨季は、主に4―3―3システムを採用した。だが守備はリーグワースト61失点を喫し、7連敗でシーズンを終了。FW宇佐美貴史は「去年は攻撃時の4―3―3から守備時の4―2―3―1に移行する瞬間を狙われた」とチーム全体のバランスが崩れたことを一因に挙げた。「ボランチも前に出やすくなる。(ボランチが)抜けた後を埋めれば良いので、バランスは保ちやすくなった」と慣れ親しんだスタイルへの回帰を前向きに捉えた。

 沖縄キャンプ総仕上げの練習試合・鳥栖戦で6―3と圧勝したが「この時期なので」と気にしない。昨年の沖縄キャンプでは神戸にも圧勝するなどほとんどの試合で勝利。準備段階と本番の違いは痛いほど身に染みており「チーム内でも“今じゃない”という話になっている。課題や修正部分が多く出た方が良い」と逆に引き締まっていると強調した。

 昨季は16位。まずは3年連続の残留争いから抜け出し、今季目標の7位以内へ向けたチーム作りを進める。

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