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【アジア杯】鈴木彩艶 完封ならずも随所で好セーブ 「頑張った」「ナイスファイト」の声、全試合フル出場

[ 2024年2月3日 22:37 ]

アジア杯準々決勝   日本1-2イラン ( 2024年2月3日    カタール・アルラヤン )

<アジア杯 イラン・日本>後半、アズムンのシュートを止める鈴木(撮影・西海健太郎)
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 カタールで開催中のサッカー・アジア杯は3日、準々決勝が行われ、日本代表(FIFAランク17位)がイラン代表(同21位)と対戦。1-2で逆転負けを喫し、敗退した。5試合連続で先発出場のGK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)はフル出場したが2失点。完封はならなかった。

 前半、枠内へのシュートを落ち着いてセーブするなど無失点で切り抜けた。後半5分には、要警戒のイランFWアズムンに目前でシュートを打たれたが阻止。しかし、後半10分、FWモヘビに同点ゴールを許すと、同17分、アズムンにゴール左下へ押し込まれたがオフサイド判定で難を逃れた。22分には再びアズムンの強烈なシュートをセーブ。25分にも体ごと投げだして失点を防いだ。38分には真正面から強烈なジャンピングボレーを放たれたが、体を張って止めた。しかし、再三のセーブもむなしく、後半アディショナルタイムにPKを決められて勝ち越しを許した。

 ネット上のファンからは「今日のザイオン安定感半端ないね」「ザイオン頑張ってる」「ついに覚醒!!?」「良くなっとるやん」「今日今大会一良かった」「良く守った」「頑張ったよ凄かった」「ナイスファイト」などとエールの投稿が相次いだ。

 鈴木は1次リーグ全3試合に出場し5失点。失点にも絡み、1-2で敗れた19日のイラク戦後には、差別発言も受けた。それでも負けない強い精神力で立ち向かった。31日の決勝トーナメント1回戦・バーレーン戦では好セーブを見せるなど躍動。後半18分、味方のFW上田と交錯する形で失点したが、ネット上では励ましの声が上がっていた。

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