【アジア杯】三笘　途中出場で3人抜きも「まだまだ全然。まだまだ上げないと」

アジア杯決勝T1回戦   日本3―1バーレーン （ 2024年1月31日    ドーハ ）

＜バーレーン・日本＞後半、ゴール前に迫る三笘（撮影・西海健太郎）
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　左足首を痛めていた三笘が後半22分から交代で今大会初出場を果たした。

　2分後には定位置の左サイドでパスを受けて巧みな切り返しで場内を沸かせ、同40分には自陣から持ち上がって3人の密集をすり抜けた。最後は4人目の股を抜く絶妙なパスで決定機を演出。南野の右クロスに反応した終了間際にはワンバウンドした球に右足を合わせ損ね「まだまだ全然。まだまだ上げないと」と嘆いたが、上々の試運転だった。

　実戦は昨年12月21日のクリスタルパレス戦以来だが、コンディション不良で辞退や離脱が続いていた代表戦は昨年9月9日のドイツ戦以来、144日ぶりだった。

　それでもブランクや負傷の影響は感じさせず「ドリブルのフィーリングや芝の感触を確かめた。次の試合に向けてのいい準備になった」と話し、今後に期待を抱かせた。