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元日本代表の“島人”我那覇和樹 地元復帰で対外試合“初ゴール”43歳でもまだまだ軽快

[ 2024年1月27日 16:45 ]

練習試合   沖縄SV1―6京都 ( 2024年1月27日    東風平運動公園サッカー場 )

対外試合“初ゴール”を決めたFW我那覇和樹
Photo By スポニチ

 JFLの沖縄SV(エス・ファウ)は27日、京都と45分×2、30分×1の練習試合を行い、1―6で大敗を喫した。だが、今季から地元・沖縄のチームへ11年ぶりに復帰した元日本代表FW我那覇和樹(43)が復帰後“初ゴール”。川崎F時代のコーチだったチョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督の前で0―6の2本目27分、決定機を逃さずゴールネットを揺らし、スタンドのサポーターを沸かせた。

 「点を取れたことはすごく自信になりますし、何人か選手だったり、相手の監督さんだったり知っている方がいたので、非常にいい機会でした」

 2013年まで3年間在籍したFC琉球(当時JFL、現J3)時代以来となる地元でのキャリア。昨年には1学年上で沖縄SVの代表兼監督兼選手だった高原直泰、日本代表国際Aマッチ最多出場の遠藤保仁といったレジェンドが現役を引退したが、我那覇自身は「正直、まだ体は動きますので、必要としてくれるチームがある限りは続けたい」と、まだまだ選手として気力も体力も充実している。「呼んでくれた沖縄SVに感謝したいと思いますし、その期待に応えたい。ただこなすだけじゃなくて、いろいろチャレンジしながらやっていきたい」と向上心は人一倍だ。

 21日の浦和戦(金武)では3―8とこちらも大敗を喫したものの、19日の古巣・川崎F戦(赤間)では1―1のドロー、24日の名古屋戦(黄金森)では2―1で勝利するなど、チーム力は高い。今季で現役26年目。「相手がどんな格上のチームであろうと、勝ち負けにこだわってやっていく」と、沖縄2つ目のJクラブ誕生へ向け挑戦を続けていく。

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2024年1月27日のニュース