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中田浩二氏 3戦でメンバーほぼ全員起用 厳しい相手待つ決勝Tへメンバー見極めの材料そろった

[ 2024年1月25日 04:50 ]

アジア杯1次リーグD組   日本3─1インドネシア ( 2024年1月24日    カタール・ドーハ )

<日本・インドネシア>円陣の中心で話をする森保監督(撮影・西海健太郎)
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 【中田浩二氏 視点】最後に1点取られたことなど気になる点はあったものの、全体的には良かった。メンバーを代えながら3試合でほぼ全員を使い、決勝トーナメントへ向けての見極めもできた。デュエルもしっかりできていたし、冨安の状態も確認できた。これまでとは違って厳しい試合となる決勝トーナメントに向け、メンバー選考の材料はそろったと思う。

 守り方はこれまでと全く変わっていない。奪っていい攻撃につなげるのが狙い。ブロックをつくった時の守り方や、シンプルに守備ラインの背後にボールを蹴られた時の対応など改善の余地はあるが、微調整すれば対応できるだろう。DF同士の距離やボールを奪われたときの切り替えの早さも同様。もう少し修正したいが、おおむねできていた。

 ロングスローから失点したのは課題だ。ベトナム戦でもセットプレーから2失点した。ここから先の強豪に対してどれだけできるかで、まだ“完成”とはいかないと思う。(スポニチ本紙評論家、元日本代表DF)

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