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オウンゴール2発など韓国とヨルダン激闘ドロー 決勝Tでの日韓対決は…「アジア杯は何が起こるか分らん」

[ 2024年1月20日 23:06 ]

アジア杯1次リーグE組   韓国2―2ヨルダン ( 2024年1月20日    カタール・ドーハ )

<アジア杯 ヨルダン・韓国>前半、韓国はオウンゴールにより同点に追いつかれる(ロイター)

 サッカーのアジア杯は20日、各地で1次リーグ第2戦が行われ、E組の韓国代表(世界ランク23位)がヨルダン代表(同ランク87位)と対戦。終盤に韓国が追いつき2―2の引き分けに終わった。

 60年以来64年ぶりの優勝を目指す韓国は、初戦でバーレーン代表(同ランク86位)を3―1で下し白星発進。しかし、正守護神のGKキム・スンギュ(アル・シャバブ/サウジアラビア)がトレーニング中に右ひざを負傷。検査の結果、右ひざ前十字じん帯断裂と診断されチーム離脱を余儀なくされるアクシデントに襲われた。

 試合は前半9分、FWソン・フンミンがエリア内で倒されPKを獲得。このチャンスをFWソン・フンミン自ら決め、先制に成功した。しかし、反則覚悟で厳しいチャージをしてくるヨルダンに苦戦。同37分にコーナーキックからMFパク・ヨンウ(アルアイン/UAE)のオウンゴールで同点に追いつかれると、前半アディショナルタイムにはシュートのこぼれ球をFWアルナイマト(アルアハリ/カタール)に豪快なダイレクトミドルを決められ逆転を許した。

 1ー2のまま迎えた後半終了間際に、猛攻を続けていた韓国がオウンゴールで同点に追いついた。アディショナルタイム11分でゴールは生まれず2―2のドロー。韓国は、この試合に勝利すれば決勝トーナメント進出が決定していたが、首位ヨルダンと勝ち点1を分け合うことになり、同組2位のままで最終節へ。第3戦は1位通過の可能性を残し、マレーシア代表(同ランク130位)と対戦する。

 韓国の結果次第では日本の決勝トーナメント1回戦の相手となる可能性がある中での激闘ドロー。16強か、決勝か、それとも…。ネット上では「中東のレベルが確実に上がっている」「韓国の執念はさすが」「アジア杯は何が起こるか分からん」「最終戦次第か…最後までどうなるか分からないな」「韓国はキレが凄い」「ヨルダンも韓国も強かった」「アジアおもしろい」などのコメントが寄せられた。

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