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【アジア杯】遠藤航 一矢報いるも「球際とられ、厳しい戦いに」 第3戦「勝つしかない」

[ 2024年1月19日 22:44 ]

アジア杯1次リーグD組   日本1-2イラク ( 2024年1月19日    カタール・アルラヤン )

<アジア杯 イラク・日本>後半、主審の判定に抗議するFW浅野(左)(AP)
Photo By AP

 アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を狙う日本代表(世界ランク17位)は19日、1次リーグD組第2戦でイラク代表(同ランク63位)に敗戦。勝ち点を伸ばせず決勝トーナメント進出は第3戦のインドネシア戦までお預け。昨年から続いていた歴代最長となる国際Aマッチ連勝記録は10で止まった。

 初戦で白星発進を飾った日本は、勝てば1試合を残し決勝トーナメント進出が決まる大事な一戦だったが試合開始5分で失点。日本選手がボールを持つと激しいブーイングが浴びせられるなどの“圧倒的アウェー状態”の中、相手の勢いに押される形でFWアイメン・フセインに先制ゴールを許した。

 反撃したい日本だったがなかなかチャンスを作れず。すると前半アディショナルタイムにもサイドを突破され、クロスからまたもFWアイメン・フセインに頭で決められ0―2とリードを許して前半終了となった。

 後半、森保監督は後半頭からDF谷口に代え、戦線復帰したDF冨安を投入。同12分にはFW浅野がエリア内で倒され一度はPKの判定となるも、主審がVARによるオンフィールドレビューで確認。先に相手選手の足がボールに触れていたためノーファウルと判定が覆り、PKは取り消された。

 その後はFW堂安やFW上田が途中投入。アディショナルタイムにはコーナーキックからMF遠藤航が頭で合わせて1点返して一矢報いたが、反撃もそこまでだった。“ドーハの悲劇”として知られるカタールの地で昨年から続いていた国際Aマッチの連勝記録は10でストップ。決勝トーナメント進出の行方は次戦24日インドネシア代表(同ランク146位)との第3戦の結果次第という状況となった。

 遠藤は「前半の入りが良くなくて。自分たちもリズムを作りながらチャンス作ってましたけど、相手もラフに入れてくる中で、セカンドだったりとか一個一個の球際とられて。特に前半はかなり相手に奪われる展開になってしまって。厳しい戦いになってしまった。後半は点取りにいかなきゃいけないシチュエーションで、最後まで点取りに行く姿勢は見せましたけれど。2失点してるとなかなか難しいというところ。これは、結果として受け止めなければいけない。しっかり切り替えないといけない」と振り返った。

 次戦に向け「もう勝つしかないので。戦術どうこうあると思いますけど、しっかりベースの部分に戻りながら戦いたい。チームとしてはしっかり勝ち点3を取りに行くだけ、最初から勢いを持って入って勝てるように頑張りたい」と切り替えを強調した。

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