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【アジア杯】森保監督 ドーハの悲劇は悪夢じゃない!「日本サッカーの発展の中で全てを克服」

[ 2024年1月19日 04:40 ]

アジア杯1次リーグD組 日本―イラク ( 2024年1月19日    カタール・アルラヤン )

会見に臨む森保監督(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 日本にとって、そして森保一監督(55)にとってカタールで迎えるイラク戦は因縁の一戦だ。

 日本は過去に2度この地で対戦しているが、指揮官が現役時代の93年はイラクに追い付かれてW杯初出場を目前で逃した「ドーハの悲劇」を経験した。

 記者会見で中東のメディアから「悪夢か」と問われると「今は監督の立場で来ている。自分の経験がよぎることは仕事の中ではない」ときっぱりと述べた。そして「(隣にいる板倉などは)私が経験した時に生まれていなかった選手たちで、日本サッカーの発展の中で全てを克服して世界を戦えるチームになっている」と堂々と語った。

 FIFAランキング63位のイラクはD組では17位の日本に次ぐ2番手。ともに勝てば1次リーグ突破が決まる。高さと速さを併せ持ち、縦に速い相手のスタイルについて、指揮官は「フィジカルが強く、組織的にやるべきことがはっきりしている」と分析済み。

 初戦ベトナム戦では思わぬ苦戦を強いられたが「反省も踏まえ、イラク戦はチームとしてパワーを持って臨めると思う」と気を引き締めて臨む。

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