FW細谷真大「今後が凄く重要」GK鈴木彩艶とパリ五輪世代での逆襲誓う

＜サッカー日本代表練習＞競り合う細谷（右）（撮影・西海健太郎）
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　アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を目指す1次リーグD組の日本代表は17日、ドーハ市内でトレーニングを行った。約1時間20分のうち、40分ほどを報道陣に公開。19日に勝てば突破が決まるイラク戦に臨む。初戦ベトナム戦で本領発揮できなかったFW細谷真大（柏）は、パリ五輪世代同士で“逆襲”を誓い合ったという。

　「（鈴木）彩艶と一緒に出ましたが、両方とも上手くいったプレーは多分できなかったと思う。今後がすごく重要になってくるなという話はしました」

　同じパリ五輪世代のGK鈴木彩艶はセットプレーから2失点。1トップでスタメン出場した細谷はなかなかパスを受けられず、前半45分間で交代した。周りの先輩たちからは擁護されたが「だからと言って、それを言い訳にするわけにもいかない。結果は残せたし、もっとできたんじゃないかなと思います」と悔しさを噛み締めた。

　連日、FW上田綺世（フェイエノールト）と話し、吸収できるものは吸収しようと貪欲な姿勢を見せる。「もっとパリ五輪世代から（A代表を）出したいと思いますし、1人のA代表選手として爪痕を残したい」。細谷の成長は今アジア杯優勝、パリ五輪本大会出場を懸けたU―23アジア杯（4月開幕予定）、そして26年W杯北中米大会へとつながっていく。