ローマ　モウリーニョ監督後任はデロッシ氏が濃厚!?イタリア紙報じる「残すは公式発表だけ」

01年～19年までローマでプレーしたMFデロッシ（AP）
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　サッカーのイタリア・セリエAの名門ローマは16日、ジョゼ・モウリーニョ監督（60）の解任を発表。後任にはダニエレ・デロッシ氏（40）の就任が濃厚だとガゼッタ・デロ・スポルト紙（電子版）など複数のイタリアメディアが報じた。

　同紙はローマの新監督候補について「デロッシは再びローマに“復帰”しようとしています。残すは公式発表だけで、もう彼は既にローマに到着している」と報道。イタリア「スカイ・スポーツ」も同じようにデロッシ氏の新監督就任が濃厚だと伝えた。

　さらに移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏も自身のXで「ローマはデロッシ氏を新監督に任命するための最終交渉が進められている。契約は6月末までとなる予定だが、当事者全員が継続を希望する場合には延長のオプションもある」とコメント。公式発表が近いことを報じた。

　現役時代ローマで18シーズンプレーしたデロッシ氏は、フランチェスコ・トッティ氏に次ぎ、史上2番目となる「616」試合出場を記録。19―20シーズンにアルゼンチンのボカ・ジュニアーズで現役を引退。指導者に転身後はイタリア代表のテクニカルスタッフに就任。22年10月にはセリエB・SPALの監督に就任するも、17試合で3勝と結果を残せず。わずか4カ月ほどで解任された。