東京Vが始動　城福監督「試合の方が楽だというぐらいの練習が目標」

始動後に取材に対応する城福監督
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　16年ぶりにJ1に復帰した東京Vは15日、よみうりランドのヴエルディグラウンドで始動した。クラブハウス内で必勝祈願を行った後、ピッチ上で約2時間、フィジカルを中心にトレーニングを行った。

　城福監督は「試合の方が楽だというぐらいの練習が目標」とハードに選手を鍛えていく方針。守備の練習をするにはレベルの高い攻撃が必要、攻撃の練習をするにはより固い守備が必要という考えからで、「これが日常か」と驚かれるぐらいのものを目指していくという。

　さらに沖縄キャンプでは5試合トレーニングマッチも行う予定で、新加入選手を試していく。J1はJ2以上に対戦相手のクオリテイーが高いだけに、「ひとつのチャンスで決めるストライカーがいるし、ここまで戻ればでは駄目なこともある」と、ひとつのプレーにこれまで以上に高い質を求めていく。

　「競争がないとチームは成長しない」という哲学もあるだけに、選手を鍛えてJ1残留を目指す。