浦和・ヘグモ新監督が新体制発表会見で所信表明「いいチームづくりをしていく」

新体制発表会見で所信表明したヘグモ新監督
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　06年以来のリーグ制覇を狙う浦和は14日、埼玉スタジアムで新体制発表会見を開き、ペアマティアス・ヘグモ新監督が所信表明した。

　壇上でマイクを手に持ち「このように（浦和に）来られたことをうれしく思う」と第一声。幼少期の思い出話に触れながら「私の祖父は生涯を通じて世界を旅する船の船長だった。子供の頃、祖父の膝に座って（旅の）話を聞くのが好きだった。彼の最後の旅は日本だった。そして、彼は帰ってきてから、日本の国としての素晴らしさ、日本人や日本文化がいいものだったと話をしてくれた」と明かし、日本のクラブで指揮する一つのきっかけとなったことを説明した。

　ノルウェー出身のヘグモ監督は、女子同国代表監督として00年シドニー五輪で金メダルに導いた経歴を持つ。同国男子代表、ノルウェーやスウェーデンのクラブで監督も歴任してきた。

　この日から全体練習がスタートし「ワクワクするような選手がたくさんいた。若手と経験豊富な選手のいいミックスがある」と好感触を口にする。新指揮官は「勝利に対するハングリー精神を持っている選手、勇気を持って攻撃的にトライする恐れない選手を望んでいる」と期待を込めて要求し「いいチームづくりをしていく」と抱負を語った。