スタメン有力のMF中村敬斗　国際Aマッチ出場6試合6発は意識せず「タイミングやラッキーもある」

練習に汗を流す中村（左から2人目）と久保（撮影・西海健太郎）
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　サッカーのアジア杯カタール大会に臨む1次リーグD組の日本代表は13日、翌日に控えた初戦ベトナム戦に向けて調整した。

　練習の冒頭15分が報道陣に公開された。スタメン出場が有力視されるMF中村敬斗（スタッド・ランス）は、連続得点記録よりも勝利と3大会ぶり優勝に集中した。

　国際Aマッチデビューから出場5試合5得点。完全非公開で行われた9日のヨルダン戦でも1得点を挙げた。だが「ヨルダン戦で6戦6得点と言われているけどラッキーなゴールが多い。あそこまで持ってくる方が難しい。皆に感謝」と謙虚だ。「得点はタイミングやラッキーもある。そこは気にせずに日本代表が優勝できるようにしたいですね」と気持ちを高めた。

　過去のアジア杯で鮮明に覚えているのは、11年のFW李忠成がオーストラリア相手に決めたスーパーボレー。

　「印象に残っている。当時、日本は盛り上がっていたし、その大会に出られるのは凄くワクワクする」

　もちろん、自身がゴールすることが勝利への近道であることも理解している。李忠成のように記憶に残るようなゴールを決め、日本代表の優勝に貢献する。