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城彰二さん 98年W杯惨敗後に一度は引退決意 壮絶な過去明かす 当時のマネジャーは車を燃やされ…

[ 2024年1月13日 18:18 ]

城彰二氏
Photo By スポニチ

 フジテレビのスポーツを題材とするトークバラエティー「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)が13日に放送され、サッカー元日本代表FW城彰二さん(48)が98年ワールドカップ(W杯)フランス大会後の壮絶な日々を明かした。

 日本代表は1998年のW杯フランス大会に悲願の初出場。だが、若きエースストライカーとして期待された城さんは無得点で、チームも予選リーグ3戦全敗に終わった。

 帰国時の成田空港では、城さんが一部の心ないファンから水をかけられるなど社会的な騒動に発展。大バッシングを受け、「(世間には)出てないんですけど、そのころのマネジャーの車が燃やされたりとかですね…」と衝撃的な事実も明かした。

 そのため、「僕はもうサッカーをやめよう」と当時23歳ながら引退を決意。それぐらいひどい毎日だったという。

 だが、父から連絡があり、「期待に応えられないまま、お前逃げるのか」と一言。「僕はやめたい」と告げたところ、「ふざけるな。お前、こんなに期待してくれたのに逃げる弱い人間なんだな」と言い返され、その言葉に「カチーン!ときて。ふざけるなよ!と。じゃあ、やってやる!」と現役続行を決めたという。

 父以外にはそんな厳しい言葉を投げかけてくる人物はいなかったそうで、父だからこその言葉に感謝していた。
 

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