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神戸がMF斉藤未月を完全移籍で獲得 永井秀樹SD「すごい男だな、と」涙ながらに振り返る

[ 2024年1月12日 19:05 ]

千布勇気社長(左)、永井秀樹スポーツダイレクター(右)同席で完全移籍の会見に臨んだ神戸MF斉藤未月
Photo By スポニチ

 神戸は12日、湘南から期限付き移籍で加入しているMF斉藤未月(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。

 契約期間は3年プラスオプションで、背番号は引き続き16をつける。ノエビアスタジアム神戸では千布勇気社長、永井秀樹スポーツダイレクター同席で会見が実施された。

 永井SDは負傷当日、千布社長と病院へ駆けつけた際の秘話を披露。2人が顔面蒼白(そうはく)で斉藤と対面した際に、当の本人からは「千布さん、永井さん、そんな悲しい顔しないでくださいよ」と笑って言われたことを明かし「ドクターからも“あの足の曲がり方で痛みに耐えられる選手はなかなかいない”と聞いた。すごい男だな、と」と涙ながらに当時の様子を振り返った。

 斉藤は昨年8月19日のJ1第24節・柏戦(ノエスタ)で前半22分、柏の2選手からスライディングで挟まれるような形となり負傷交代。神戸市内の病院で検査を行った結果、左膝関節脱臼、左膝複合靱帯損傷(前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、大腿二頭筋腱付着部断裂、膝窩筋腱損傷、内側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷)、内外側半月板損傷という全治1年の重傷を負い、リハビリに励んでいる。

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