佐野海舟　代表生き残りへ「しっかり爪痕を残していきたい」

＜サッカー日本代表練習＞シュートを放つ佐野（撮影・西海健太郎）
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　来年1月1日に国立競技場でタイ代表と対戦する日本代表メンバーに選出されたMF佐野海舟（23）が、生き残りに向け強い意欲を示した。

　タイ戦は来年12月に開幕するアジア杯のメンバー選考も兼ねており、シーズン終了後も所属の鹿島でトレーニングを積んだというボランチは「鹿島のフィジカルコーチだったり、いろんな人の協力のおかげでここまで来れたんで、まずはケガなく終えることと、あとはしっかり爪痕を残していきたいなと思います」と静かに闘志を燃やした。

　この日は23歳の誕生日で、チームメートからもお祝いのコメントをもらったという。例年はオフシーズンだっただけに、「普段はいつも休んでるんで。貴重だなと思います」と笑顔。

　ロールモデルコーチを務めた元日本代表MF中村憲剛氏からは「首を振ったりだとか、情報を得ることは息を吸うようにやってる」とアドバイスをもらったといい、「本当にボランチとして必要なところだとは思うんで、まずは意識しながらやっていって、それから無意識に変えていけるようにできたらいいかなと思います」と誓った。