奥抜“2度目の正直”だ　A代表デビューに意欲「レベルの高いところでどれだけ通用するかっていうのを」

MF奥抜侃志
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　来年1月1日に国立競技場で行われるタイ代表との国際親善試合に向けた日本代表メンバーに選出されたMF奥抜侃志（かんじ、24）が、“2度目の正直”でのA代表デビューに意欲を示した。

　今季から加入したドイツ2部ニュルンベルクでの活躍が認められ、10月に離脱した三笘薫（26＝ブライトン）に代わりにA代表に初選出。だが帰国後に体調不良を訴え、合宿終盤で全体練習に合流したものの、デビューを果たせなかった。

　それだけに、29日の練習後に対応したドリブラーは「前回、プレーできなかったので、レベルの高いところでどれだけ通用するかっていうのを試しながらやっていきたい」と出場に意欲を示した。

　ドイツでは固定と取り替えをミックスしたスパイクを履いているというが、「日本は芝がいいので、滑らない」と固定式を使用。独特な切り返しと鋭い突破が武器の26歳は「細かいタッチが自分のストロングポイントなので、そこをやっぱりどんどん出していきたいなって感じです」と意気込んだ。