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浦和4位終戦 アルアハリの4発に屈す 今季限りで退任スコルジャ監督の花道飾れず

[ 2023年12月24日 04:40 ]

クラブW杯3位決定戦   浦和2ー4アルアハリ ( 2023年12月22日    サウジアラビア・ジッダ )

得点を入れ、喜ぶ浦和イレブン(AP)
Photo By AP

 アジア王者の浦和は、3位決定戦でアフリカ代表のアルアハリ(エジプト)に2―4で敗れた。前半に2失点し、後半に一時追いついたものの突き放された。17年大会以来、3度目の出場で、07年に並ぶ過去最高成績の3位を逃した。決勝では欧州覇者のマンチェスター・シティー(イングランド)が南米王者のフルミネンセ(ブラジル)を4―0で破り初優勝。現行方式でのクラブW杯は今回が最後となる。

 今季限りでの退任を発表しているスコルジャ監督の花道を勝利で飾れなかった。ビルドアップのミスも絡んで前半のうちに2失点。同43分に今季で現役を引退するFWカンテのゴールで1点を返し、後半9分にDFショルツのPK弾で追いついたものの、地力の差を見せつけられるように最後は突き放された。

 準決勝のマンチェスターC戦から中2日、今季最終戦で白星をつかむために奮闘したがプレー強度は時間経過とともに低下した。攻守で運動量が足りず、指揮官は「10分がたったくらいからフィジカル的に苦しくなり、相手に主導権を握られた。中2日でも十分回復できると思ったが、そうではなかった」と厳しい表情。ラストマッチでの敗戦を悔やんだ。

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