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ロシア・サッカー連合 欧州からアジアへの大陸連盟転籍は全会一致で見送り 欧州と交渉継続

[ 2023年12月20日 23:15 ]

スイス・チューリッヒにあるFIFA本部の建物にかかるロゴ(AP)
Photo By AP

 ウクライナ侵攻余波で欧州からアジアへの連盟転籍を検討していたロシア・サッカー連合(RFU)が、全会一致で転籍見送りを決めたと複数の地元メディアが20日に報じた。

 22年2月の侵攻後は国際連盟(FIFA)と欧州連盟(UEFA)から主催大会出場を禁じられたが、9~10月にUEFAとFIFAが立て続けに国旗や国歌、代表ユニホームなどの使用を認めない中立の立場でのU―17大会出場を認める処分緩和の方針を発表していた。

 RFU幹部のゲルシュコビッチ氏は「アジア連盟(AFC)転籍は話し合われてきたが、FIFAから保証を得られなかった。進展もあるのでUEFAとの話し合いを進める」と話したという。

 ロシアの転籍が認められた場合はW杯アジア予選やアジア・チャンピオンズリーグの勢力図に影響が出る可能性が指摘されていた。

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