FC東京　J2長崎に期限付き移籍中の元U―23日本代表GK波多野が、来季からチーム復帰へ

波多野豪
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　FC東京が、J2長崎に期限付き移籍している元U―23日本代表GK波多野豪（25）を来季からチームに復帰させる方針を固めたことが16日までに分かった。複数の関係者によれば、波多野自身も復帰要請を受け、21年以来となる定位置再奪取へ燃えているという。

　FC東京の下部組織で育った波多野は、高校3年時の16年に2種登録され、同年にJ3デビュー。翌17年にトップ昇格し、20年にJ1デビューを果たした。

　21年は定位置を確保し31試合に出場したが、翌22年はスウォビクの加入により出番が激減。今季は長崎に活躍の場を求め、昇格プレーオフは逃したものの全42試合に出場するなど成長した姿を示した。

　FC東京は今季、パリ五輪世代のGK野沢大志ブランドン（20）がJ1デビューを果たし、終盤戦に定位置を奪取。野沢は来季、パリ五輪予選などでチームを離れることが多くなることで、波多野の出番は必然と増えることが予想されるが、クラブは2人の大型GKが高いレベルで競争を繰り広げることで、相乗効果をもたらすことを期待しているという。