浦和　北中米王者レオン撃破でクラブW杯準決勝進出!欧州王者マンCとの対戦が実現

クラブW杯2回戦   浦和1―0レオン （ 2023年12月15日    サウジアラビア・ジッダ ）

＜クラブW杯2回戦　浦和・レオン＞準決勝進出を決め喜ぶFWシャルク（右端ら）浦和イレブン（AP）
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　サッカーのクラブW杯2回戦が15日、サウジアラビアで行われ、アジア王者の浦和が北中米カリブ海王者レオン（メキシコ）を1―0と撃破。欧州王者マンチェスター・シティー（イングランド）が待つ19日の準決勝へと駒を進めた。

　17年以来3度目の出場となる浦和は、今季限りでの現役引退を表明しているFWカンテが先発出場。中盤では負傷が心配された日本代表MF伊藤敦がスタメン入り。右膝半月板損傷で11月に手術を行った主将のDF酒井宏が実戦復帰していない状況でベンチ入りを果たした。

　試合は前半18分にビッグチャンス到来。MF大久保がスルーパスに反応し、DFラインの裏に抜け出すもシュートが相手GKに防がれゴールならず。0―0のまま後半へ折り返した。

　後半も一進一退の攻防が続くと同33分に待望の先制点。途中出場のFWシャルクがFWカンテからのダイレクトパスをペナルティーエリア内で受け、右足を一閃。低い弾道のシュートでゴールネットを揺らし喜びを爆発させた。

　1点リードを奪うと、同36分にはDF酒井宏が途中出場するなどチーム一丸となって1点を守り抜き北中米カリブ海王者を撃破。07年以来2度目の準決勝進出を決めた。