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Jリーグ26年から秋春制移行へ 開幕は8月第1週、5月末に閉幕 60クラブ中52クラブが賛成

[ 2023年12月15日 04:40 ]

Jリーグシーズン移行・現行との比較
Photo By スポニチ

 Jリーグは14日、東京都内で実行委員会を開き、26年からリーグ戦の開幕時期を現行の2月から8月第1週に移行することが確実となった。J1、J2、J3の全60クラブによる投票を実施し、過半数の52クラブが移行実施案に賛成した。投票結果を基に19日に行われる理事会で最終決定する。

 Jリーグの秋春制への移行が事実上、決定した。賛否を問う投票は(1)シーズン移行実施を決め、残された課題を継続検討する(2)現段階ではシーズン移行を決めず、数カ月の検討期間を目安として継続検討を行う(3)シーズン移行を実施しない。継続検討を行わない、の3択で行われ、(1)が52票、(2)が7票、(3)が1票だった。

 開幕は8月第1週で翌年5月末閉幕。降雪地域クラブは冬季にアウェー戦が続くことが懸念されるが、12月第2週から2月第3週までウインターブレークを挟むため、現行と変わらない。今季からACLも秋春制に移行、25年から32チームに拡大するクラブW杯も6~7月にかけての開催。Jリーグも世界基準に合わせた日程となる。

 19日の理事会で承認されれば正式決定となる。樋口順也フットボール本部長は「移行期の大会方式も定まっていない。決算期を変えるクラブもある。やるべきことは山積み」と話したが、Jリーグが確実に新たなステージに突入する。

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