FC東京　激しい争奪戦制し札幌FW小柏剛獲得が決定的に　移籍金は推定2億円

札幌・小柏剛
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　FC東京が、札幌のFW小柏剛（おがしわ・つよし、25）を完全移籍で獲得することが14日までに決定的となった。複数の関係者が明かした。明大出身の高速ドリブラーには海外の複数クラブも獲得に動いていたが、かねてその実力を高く評価していたFC東京は満額となる推定2億円の移籍金を用意。最終的に激しい争奪戦を制したもようだ。

　FC東京は明大4年時の20年にも獲得オファーを出しており、約4年越しのラブコールが実った形だ。大宮の下部組織出身の小柏は、明大を経て21年に札幌入り。今季はリーグ戦22試合に出場して6得点を記録した。

　来季もオーストラリア出身のピーター・クラモフスキー監督が続投するFC東京は、既に新潟からMF高宇洋（こう・たかひろ、25）を完全移籍で獲得。正式オファーを出している鹿島のMF荒木遼太郎（21）も期限付きでの獲得が濃厚となっている。