FC東京・渡辺が最優秀ゴール賞　4・15C大阪戦の芸術的右足ボレー「自分でもびっくりするような…」

＜Jリーグアウォーズ＞　最優秀ゴール賞を受賞したFC東京・渡辺（撮影・西海健太郎）
Photo By スポニチ

　Jリーグの年間表彰式「2023Jリーグアウォーズ」が5日、横浜アリーナで行われ、FC東京のMF渡辺凌磨（27）が4月15日のC大阪戦（味スタ）で見せた美技が最優秀ゴール賞に選出された。

　試合は1―2で敗れたものの、雨が降り注ぐ中、渡辺は0―1の後半23分に後方からの浮き球を半身で胸トラップして、体をひねりながら最後は芸術的な右足ボレー。壇上では「自分でもびっくりするようなゴールだったんで、年間（最優秀ゴール賞）いければうれしいなと思っていたところ、本当に受賞できたので、うれしく思います」と喜びを語った。

　今季はリーグ戦29試合に出場して4得点。チームとしては6年ぶりの2桁順位となる11位と振るわなかったが、背番号11は「個人としても、チームとしても、なかなか難しいシーズンだったかなとは思いますけど、いい経験になったと思います。いろんな意味で自分が成長できたかなと思う」と前向きに振り返り、今後へ向け「凄いゴールを決めるより、たくさんゴール取った方がいいのかなと思う。そこは来季、実現できるようにしたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。