遠藤航が日本人10人目プレミア弾！劇的同点弾で逆転勝利演出「全く予想していなかったヒーロー」と地元紙

イングランド・プレミアリーグ   リバプール4―3フラム （ 2023年12月3日    英国・リバプール ）

豪快なミドルシュートを決めた遠藤航（ロイター）

　リバプールの日本代表MF遠藤航（30）がリーグ戦初ゴールで劇的な逆転勝利に貢献した。

　ホームのフラム戦で2―3の後半38分から出場すると、4分後にFWサラーのパスに走り込んで右足ダイレクトで20メートル足らずの距離からゴール右上を冷静に狙って同点ミドル弾。さらに1分後にDFアレクサンダーアーノルドが勝ち越し弾を決め、土壇場で乱戦を4―3とひっくり返した。

　シュツットガルトから今夏に加入した遠藤航はプレミアリーグで日本人10人目のゴール。出場9戦目で待望の一撃となった。

　10月26日の欧州リーグ・トゥールーズ戦で公式戦初ゴールを挙げていた遠藤だが、守備的な役割を期待されるポジションで出場時間が限られるリーグ戦ではここまで目立った活躍はなかった。それだけにリバプール・エコー紙は「誰も全く予想していなかったヒーロー」と表現。クロップ監督は「ワタ（遠藤）はとても重要だった。本当に本当に良かった。決定的なチャレンジを制し、スーパーパス、トップゴールを決めた」と絶賛した。