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アーセナル冨安 左ふくらはぎの違和感で交代 公式戦2戦連続アシストで首位キープに貢献も

[ 2023年12月3日 09:28 ]

イングランド・プレミアリーグ   アーセナル2―1ウルバーハンプトン ( 2023年12月2日    ロンドン )

相手選手と競り合う冨安(左)=AP
Photo By AP

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋(25)はホームのウルバーハンプトン戦で左ふくらはぎに違和感を訴えて後半34分に退いた。

 右サイドバックで先発すると、前半6分にペナルティーエリア内で右足ワンタッチのショートパスを出してFWサカの先制点を演出。11月29日の欧州CL・RCランス戦に続く公式戦2戦連続のアシストで流れを呼び込んだ。

 後半3分にも鋭い右クロスで好機を演出するなど存在感を示したが、同33分にピッチに座り込んで左ふくらはぎを気にする様子を見せ、そのまま1分後に交代で退いた。

 アルテタ監督は「ふくらはぎ負傷の再発?分からない。違和感があったみたいだが、分からない。疲労からかもしれないが、リスクを負いたくないから交代させた。今後、診断される」と説明した。

 一方で課題とされた攻撃面でも存在感を示す姿には「彼の守備力は素晴らしく頼りになる。攻撃面ではまだ上達できる部分もある。タイミング、ポジショニング、デリバリー、チームメートのためにスペースをつくるための動きもそうだ」と指摘。さらに「彼は常に学ぼうという意識が高い。次のレベルにたどり着けるように最善の努力をし、もう一つ上のレベルに達することができる選手」と期待した。

 ただし、プレミアリーグは年末年始の過密日程で知られ、年明けの1月14日には日本代表でのアジア杯初戦も控える。2―1の勝利と首位キープに貢献した冨安だが、これまでも負傷離脱を繰り返してきただけに、違和感での交代は懸念を残す事態となった。

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2023年12月3日のニュース