新潟MF松田　最終戦でJ1初ゴールだ　12月3日のC大阪戦で決める

試合ぶりの先発出場を目指す松田
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　J1新潟は12月3日に今季の最終戦となるC大阪戦をホームで行う。前節の横浜戦は契約上、出場できなかったMF松田詠太郎（22）は2試合ぶりの先発出場に意欲。これまで新潟で磨きをかけたドリブル突破や背後への抜け出しを武器に、最終戦でJ1初ゴールを決める。

　横浜から期限付き移籍中の松田は、横浜戦に出場できなかったが、その間を無駄にはしていなかった。「試合に出られない練習では他のポジションも経験できた」と11日のFC東京戦後の練習では主に左SB（サイドバック）でプレーした。

　不慣れなポジションだったが「SBはどういうことをやられたら嫌なのかが体感できた」と自身が右SH（サイドハーフ）としてプレーする際のヒントを得た。「やっぱり背後に抜ける動きとか、ドリブルを仕掛けていくことは大事だと思ったし、もっとその回数を増やしていけたら」と得意のドリブル突破で見せ場をつくるつもりだ。

　チームは3試合連続無失点だが、ここ2試合は無得点と得点が取れていない。「守備が頑張って無失点で抑えてくれているから、自分たちがしっかりと決めきらないといけない」。シュート練習では利き足の右ばかりでなく「両方で打てるようにしないと」と左足でのシュートにも力を入れている。「動き出しやいろいろなシチュエーションを想定してやっている。やり続けていくことが結果につながる」とJ1初ゴールを今季中に決めようと必死だ。

　今季はここまで20試合に出場。「楽しかったし、成長できた一年だった」と振り返る松田にとって、あとはゴールという結果が最大のミッションになる。