ラツィオ・鎌田　日本人対決制し16強　後半39分から出場も存在感示せず

欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグE組第5戦   ラツィオ2―0セルティック （ 2023年11月28日    ローマ ）

＜ラツィオ・セルティック＞2位以内が確定し決勝トーナメント進出を決めたラツィオ(AP)
Photo By ＡＰ

　ラツィオのMF鎌田大地（27）は28日、2―0で制したセルティック戦に後半39分から出場した。チームは決勝トーナメントに進むE組2位以内が確定。FW古橋亨梧（28）がフル出場したセルティックは最下位で敗退が決まった。

　鎌田はEフランクフルトに所属した昨季に続いてCL16強を決めた。もっとも3戦連発を記録して主軸だった昨季と違いこの日は後半39分から限られた時間で存在感を示すことはできなかった。

　それでも国内リーグ11位でサリ監督が進退問題に言及するなど苦闘が続く中でCL1次リーグ突破は追い風。鎌田にとっても活躍の場が広がる可能性がある。指揮官は「今夜のようなプレーをリーグ戦でも披露できれば」と逆襲を誓った。