J2甲府・篠田監督　ACLはフルメンバー起用へ「23人を選ぶのも迷っている」29日メルボルン戦

ACLに向けてチームを指導する篠田監督（C）VFK
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　J2甲府の篠田善之監督が25日、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）メルボルン・シティー戦（29日、国立）に向けてオンラインで取材に応じた。

　J1昇格プレーオフ進出を逃したため、これまでのようなリーグとACLでターンオーバーする必要もなく、ACLにフルメンバーを投入できる状況になった。篠田監督は「並行するのは大変だったが、いまは全員が非常に良い状況にいる。元気な選手はコンディションもパフォーマンスも、メンタルのところも、今季一番良いくらいの状況に持ってきている。メンバーのところは悩ましい、（先発の）11人だけではなく（メンバー登録の）23人を選ぶのも迷っている状況」とうれしい悩みを告白した。

　メルボルン・シティーとはACLの初戦で対戦。圧倒的に攻め込みながらも0―0で引き分けに終わった。篠田監督は「監督も代わって、メンバーも少し変わっている。最初に対戦したときは相手がシーズン前の状況だったし、ケガ人もいた。いまは少しずつ戻ってきている状況」と話した。「対戦して感じたことは個人個人の能力は非常に高い。チームとしてもビルドアップして前進してくるが要所では能力が高い選手がいる」と警戒していた。