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今季世界で最も“観客を集めた”サッカースタジアムとは…シャルケは2部でも驚異の全体11位

[ 2023年11月25日 19:30 ]

ドルトムント本拠には毎試合多くのサポーターが詰めかける(ロイター)

 サッカーの移籍情報サイト「トランスファーマーケット」が、今シーズン(11月20日まで)世界で最も本拠に観客を集めたチームをランキング形式で紹介。1位ドルトムント、2位バイエルン・ミュンヘンがワンツーを飾るなど、トップ20位までにドイツ勢が最多6チームもランクインした。

 同サイトによると、トップ20位以内で収容率100%を記録したのはドルトムント、B・ミュンヘン、E・フランクフルト(同18位)の3チームのみ。ドルトムントの平均観客動員数は8万1365人。B・ミュンヘンは7万5000人、E・フランクフルトは5万5000人だったという。

 ドイツ勢では他にもシャルケ(同11位)、ハンブルガーSV(同17位)、シュツットガルト(同20位)など計6チームがトップ20以内にランクイン。シャルケとハンブルガーSVに至っては2部にも関わらず、ほぼ毎試合“満席状態”という驚異の集客力を見せつけた。シュツットガルトも本拠が改修中にも関わらず、多くのサポーターが詰めかけた。

 さらに公開されたデータではドイツ1部リーグ全体のスタジアム収容率が92.7%から、過去最高の97.1%に上昇。リーグ全体の平均観客数は昨季の4万2992人から4万235人に減少したが、これはキャパシティーの大きなスタジアムを使用しているシャルケ&ヘルタの降格や、キャパシティーの少ないダルムシュタット&ハイデンハイムの昇格による影響が大きかったもようだ。

 なお、リーグ全体のスタジアム収容率は英プレミアリーグが97.8%でトップ。プレミアリーグとドイツ1部がスペイン1部(収容率82.9%)、フランス1部(収容率80.4%)、セリエA(77.3%)らに大きな差をつけることになった。

 また、マンチェスター・シティーは収容率97.1%の平均5万3427人で21位。リバプールは収容率92.6%の平均5万75人で25位。今季五輪スタジアム使用中のバルセロナは収容率85.3%の平均4万2212人で41位にランクインした。

<今季最も平均観客数の多かった世界のサッカースタジアム(23年11月20日までのデータ)>
1位 ドルトムント(ドイツ1部)8万1365人。収容率100% 
2位 B・ミュンヘン(ドイツ1部)7万5000。収容率100%
3位 マンチェスター・U(英プレミアリーグ)7万3504人。収容率98.2%
4位 インテル・ミラノ(セリエA)7万3163人。収容率96.4%
5位 ACミラン(セリエA)7万2362人。収容率95.3%
6位 R・マドリード(スペイン1部)6万9236人。収容率85.4%(※改修中のため全席使用できず)
7位 マルセイユ(フランス1部)6万3621人。収容率94.4%
8位 ローマ(セリエA)6万2439人。収容率85.2%
9位 ウェストハム(英プレミアリーグ)6万2058人。収容率99.3%
10位 トットナム(英プレミアリーグ)6万2062人。収容率99.5%
11位 シャルケ(ドイツ2部)6万1591人。収容率98.9%
12位 アーセナル(英プレミアリーグ)6万130人。収容率99.1%
13位 ベンフィカ(ポルトガル1部)6万108人。収容率93%
14位 フラメンゴ(ブラジル1部)5万9385人。収容率72.2%
15位 セルティック(スコットランド1部)5万8553人。収容率96.3%
16位 A・マドリード(スペイン1部)5万8486人。収容率86.2%
17位 ハンブルガーSV(ドイツ2部)5万6617人。収容率99.3%
18位 E・フランクフルト(ドイツ1部)5万5000人。収容率100%
19位 アヤックス(オランダ1部)5万4104人。収容率97.3%
20位 シュツットガルト(ドイツ1部)5万3382人。収容率88.6%(※改修中)

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