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アルゼンチンのスカロニ監督が退任を検討敵地でブラジル撃破の偉業直後「考える必要がある」

[ 2023年11月22日 15:56 ]

アルゼンチンのスカロニ監督(AP)
Photo By AP

 サッカーのアルゼンチン代表を昨年のW杯カタール大会で優勝に導いたリオネル・スカロニ監督(45)は21日、退任を検討していることを明らかにした。W杯南米予選でブラジルを1―0で破った直後の会見で「アルゼンチン代表には全てをささげられる監督が必要。私はボールを止め、考える必要がある」と自ら進退に言及した。

 カタールでアルゼンチンに36年ぶりのW杯優勝をもたらしたスカロニ監督は今年2月に26年W杯まで契約を延長。南米予選6試合を終えて5勝1敗で首位を走り、この日は王国ブラジルにW杯予選史上初めてホームでの敗戦をもたらしていた。

 サッカー協会トップや選手とも話し合う方針を示した指揮官だが「バーはとても高く、勝ち続けるのは困難」と胸中を吐露。来夏の南米選手権、さらに26年W杯といずれも連覇が懸かる状況で、強い重圧にさらされていることをうかがわせた。

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