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日本代表・久保 5発口火の豪快先制ミドル 「一発で仕留め切れたのは成長しているのかな」

[ 2023年11月22日 03:12 ]

W杯北中米大会アジア2次予選   日本5―0シリア ( 2023年11月21日    サウジアラビア・ジッダ )

<W杯アジア2次予選>シリア戦で先発出場した日本代表・久保(右)(撮影・西海健太郎)
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 サッカー日本代表(世界ランク18位)は21日、26年W杯北中米大会アジア2次予選の2戦目で名将クーペル監督が率いるシリア代表(同92位)を5―0で下し、連勝で勝ち点6とした。 試合結果

 試合開始から攻勢をかけるも、なかなかゴールが奪えない状況を打開したのはトップ下で出場した久保建英(22、Rソシエダード)だった。前半31分、日本の攻撃陣が相手ペナルティーエリアに進入。クロスへの対応でシリアDFが自陣に集まったところを、久保が中央へドリブル。ペナルティーエリア外から左足を振り抜いた。「焦りはなかったけど、早く点が欲しいなと思っていた」という状況で、ゴール右隅に豪快なミドルシュートが決まって先制点を奪い「一発で仕留め切れたのは成長しているのかな」と胸を張った。

 後半2分にはトリックプレーで菅原のFK弾を演出し「相手も多分、僕が蹴ると思っていたと思うので、それがいい布石になったかなと。ああいったプレーもたまに入れていくことで、僕がFK蹴れる布石にもまたなってくるので」と振り返り、後半31分に堂安と交代するまで、何度も好機を演出した。

 連勝については「チームで中心選手になって、チームを勝たせていくということが代表の成長につながるって、ミーティングで森保監督も言っていたので、本当にその通りだと思います。連勝で締めくくれたのは凄くいい滑り出しと思うので、これをチームに持ち帰って頑張れたらなと思います」 と話した。

 SNS上でも「この角度本当に得意」「完全にメッシ」「サイドじゃなくて中央の方が相手に間違いなく脅威」と絶賛の声が上がった。

 日本は同予選B組唯一の2連勝。次戦は3月に北朝鮮とのホーム&アウェー戦2連戦が待ち受けている。

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