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日本代表“呉越同舟” 10メートル隣でシリアが練習 綺世蹴ったボールが“敵陣”へ…

[ 2023年11月21日 04:30 ]

シュートを放つ上田(左)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 試合2日前の19日の練習で異例の呉越同舟になった。日本代表が練習するピッチの約10メートル隣でシリア代表が同時刻に練習。仕切りは穴の開いた黒いシートのみで、隙間から互いの練習が見え、声も丸聞こえの状態だった。通常、同組のチームが同じ場所で同時刻に練習することはない。

 シュート練習でFW上田の蹴ったボールがシリア側へ飛んでいき、逆にGK練習の付近にシリアのボールが飛んでくることもあった。GK大迫は「全然分からなかった」と話す一方で、FW細谷は「どこかで見られているのかなという感じも少し頭に入れながら(練習に)臨みました」と意識する選手もいた。

 また、年間降水量30~40ミリのジッダで練習中に珍しく小雨が降り、練習後には雷鳴もとどろいた。異例ずくめの一日となった。

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