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Jリーグ シーズン移行の日程で新たにBダッシュ案を提案 100億円規模の財源でクラブをサポート

[ 2023年11月21日 18:58 ]

Jリーグ

 Jリーグは21日、都内で実行委員会を開催し、各クラブと議論を続ける現行の春秋制から秋春制へのシーズン移行について、(1)スタジアム確保(2)JFL、地域リーグ、大学・高校などとの連携(3)移行期の大会方式(4)試合日程(5)財源の活用方法、について意見交換が行われた。その中で試合日程について、これまで各クラブに提案していたA案とB案以外にB案を軸としたBダッシュ案が各クラブに提案された。

 これまでは中断期間が短いA案と現行のシーズンオフと同期間中断するB案が提案されてきたが、この日はやや中断期間を短くするBダッシュ案が新たに提案された。B案は12月の第1週までだったが、Bダッシュ案は12月の第2週までリーグ戦を入れてオフ期間をやや短くする日程。樋口順也フットボール本部長は「(12月の)2週目までリーグ戦を入れる案でできないかという提案をした。あまり議論の時間は取れなかったが、このBダッシュ案でどうでしょうという形で出した。少しでも長くやった方が全体的にもいいというバランスを考えた。組み合わせによっては7月の4~5週目にスタートして、12月2週目まで。中断明けが2月の3週目から6月のIWの前の6月第1週まで。イメージとしてはBダッシュ案で行く前提でシーズン移行するか、どうかを考えることになると思う」と説明した。

 また、Jリーグの財源の活用方法についても議論された。樋口本部長は「本日時点で何か決定したわけではない」と前置きしつつ「内部留保は70億円、積み上げていけば100億円になる可能性がある。それ以上になる可能性もあるが、それを前提にコミュニケーション取っている。100億円規模のサポートができるようにクラブと議論している」と説明。キャンプ日数の増加に伴うキャンプ費用の補填、降雪地域クラブの施設整備費用など、今後どのような形で補填していくか議論していくとした。

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