元日本代表MF本山氏の引退試合でジーコ氏がエール　「鹿島を支えてくれることを期待」

＜モトフェス＞試合前、集合写真を撮る（前列左から）坪井氏、小野、ジーコ・クラブアドバイザー、本山氏、本田氏（後列左から）大迫、曽ヶ端氏、稲本、興梠、中田氏、昌子、権純泰、長谷川氏（撮影・小海途　良幹）
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　鹿島などで活躍した元日本代表MF本山雅志氏（44）の引退試合が19日、カシマスタジアムで行われ、本山氏は、ハットトリックで有終の美を飾った。

　鹿島のクラブアドバイザーを務めるジーコ氏（77）は「ここで人生が終わるわけじゃない。ピッチ内で見せた活躍を今度はピッチ外で見せてもらいたい」とエールを送った。

　本山氏は98年に東福岡高から鹿島に入団した。ジーコ氏は当時を振り返り「初めて本山選手を練習で見たとき、このチームに歴史をもたらす選手だと思った」と語った。

　本山氏は今後は鹿島のアカデミースカウトとしてサッカーに携わり続ける。ジーコ氏は「第2の本山を見付けるのは骨の折れる仕事になると思うが、鹿島を支えてくれることを期待している。おめでとう、頑張って下さい」と話していた。