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鈴木彩艶 日本代表GK最年少出場へ意欲 ミャンマー戦21歳87日で川口能活超えへ

[ 2023年11月14日 04:55 ]

練習に汗を流す鈴木(撮影・西海健太郎)
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 日本代表は13日、26年W杯アジア2次予選(16日ミャンマー戦、21日シリア戦)に向けて大阪市内で合宿を始動した。ケガ人続出で不安が広がる中、守備陣で活躍が期待されるのがパリ五輪世代のGK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)だ。W杯予選では川口能活氏(48=現磐田コーチ)を超える日本人GK最年少出場を狙う。

 前日に帰国していた鈴木は、初日から全開だった。11日のJリーグに出場した大迫とともにハードなメニューを消化。時差調整では睡眠時間や食事面でも工夫しているようで、ミャンマー戦へ「まずは1戦目に向けて準備していきたい」と強い出場意欲を見せた。

 今夏に浦和からシントトロイデンに移籍。定位置を確保すると先月に2度目のA代表入りを果たした。主軸が入った10月17日のチュニジア戦に出場し2―0勝利に貢献。ミャンマー戦も先発が濃厚だ。21歳87日での出場は、98年W杯1次予選オマーン戦(97年3月23日)で予選デビューした川口の21歳220日を抜いて、W杯予選日本人GK最年少記録となる。

 プレミアの名門マンチェスターUも本気で獲得に動いた鈴木には、今も欧州の複数クラブが熱視線。来年のアジア杯のメンバー入りも確実視されるGKが、W杯4大会出場を誇るレジェンド超えを果たし、森保ジャパンの白星発進に貢献する。(垣内 一之)

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