日本代表選出の神戸GK前川黛也「光栄だけどリーグ戦には関係ないこと」12日・浦和戦に集中

浦和戦へ向けた取材に応じる神戸GK前川黛（C）VISSEL　KOBE
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　首位・神戸の日本代表GK前川黛也（29）が“盾×盾対決”に気合を入れた。あすアウェー浦和戦。J1最少失点を誇る相手に対して、神戸は同2位の27失点。「僕自身が頑張ったからとかは全く思ってない。明日もみんなと協力したい。負けられない、絶対に勝たないといけない戦い」と目を光らせた。

　10月の日本代表合宿中に痛めた左手小指脱臼は「完全に（痛みが）ないと言ったら嘘になる。でも、ほぼ痛みはない」と強調。26年W杯北中米大会アジア2次予選（16日・ミャンマー戦、21日・シリア戦）の日本代表メンバーにも選出されたが「光栄なことだけど、リーグ戦には関係ないこと。目の前のことに集中して、勝つことだけに集中したい」と浦和戦だけ見据えた。

　勝てばリーグ初タイトルに王手を掛けるが、対浦和は2連敗。アウェーでも2試合勝利がない。1点の重みが増す1戦になるのは間違いなく、最後の砦である守護神の存在がよりクローズアップされそうだ。