欧州CL　ミラン対パリSGでの巨大な“コレオ合戦”が話題　ネット絶賛「センス最高」「面白い」

＜欧州CL1次リーグ第4節＞本拠でのパリSG戦、前回対戦時の“挑発”を受け、映画「マトリックス」の登場人物であるネオが相手の放った弾丸を止めることを表現したACミランサポーター（ロイター）

　サッカーの欧州チャンピオンズリーグ（CL）1次リーグ第4節が7日、各地で行われ、F組のACミラン（イタリア）が本拠でパリSG（フランス）に2―1で勝利。今季CL初勝利を挙げ、勝ち点5（1勝2分け1敗）に伸ばし決勝トーナメント進出に望みをつなげた。

　試合は元フランス代表FWジルーが決勝点を含め全2得点に絡む活躍。先制点を許した直後の前半12分、カウンターからペナルティーエリア内で左足を一閃。強烈なシュートは相手GKに防がれるも、こぼれ球をFWレオンが華麗なオーバーヘッドでゴールネット揺らし同点。後半5分にはDFテオ・エルナンデスからの左からのクロスに打点の高いヘッドで合わせ、今季CL初得点となる決勝ゴールを決めた。

　さらにこの一戦では試合前に披露された巨大なコレオも話題に。前節の敵地でのパリSG戦、相手サポーターが一昨年に亡くなったフランスの名俳優ジャン・ポール・ベルモンドが銃を構える映画のワンシーンをオマージュした巨大なコレオを披露。クラブの象徴である「赤い悪魔」を撃ち抜く様子が表現されるという“挑発”を受けていた。

　するとこの試合ではミランサポーターが映画「マトリックス」の登場人物であるネオが、相手の放った銃弾を止めることを表現した巨人コレオを披露。ネットからは「ミランのコレオのセンス最高」「PSGが悪魔を撃つコレオを掲げたのに対して、ミランがマトリックスのネオで銃弾を止める合戦ヤバ過ぎるな」「再現度はともかく発想が素晴らしい」「サポーターのレベルも世界最高峰」「両サポーターのやり取りが面白い」など反響を呼んだ。