最下位の横浜FC、攻守にミス連発でアウェーで札幌に手痛い黒星

　横浜FCは28日にアウェーで札幌と対戦し、1―2で敗れた。残り4試合で、17位の湘南と勝ち点1差の最下位で迎えた一戦。J1残留へ最低でも勝ち点1を積み上げたかったが、攻守ともにミスを連発した。

　前半18分、相手に簡単に左クロスに挙げられ、逆サイドに流れたボールへの対応も遅れ、さらに再び中に入れられたクロスにも反応できず、最後は駒井に頭で押し込まれて先制を許した。

　0―1の前半30分には攻撃陣がミスで絶好のチャンスを逸した。岩武のフィードを山根が頭で反らし、裏に走ったマルセロ・ヒアンが抜け出したが、クロスの精度が悪く、中にフリーな選手がいたにもかかわらず、シュートまで持って行けなかった。

　するとその1分後に、前掛かりとなったDF陣の裏を浅野に破られて簡単に失点。後半は失点をゼロに抑えたものの、攻撃陣は後半アディショナルタイムに1点を返しただけで、手痛い黒星を喫した。